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環境ニュース[国内]

日立製作所、需要家向け統合エネルギー・設備管理サービス開発、省エネを支援

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2014.06.10 【情報源】企業/2014.06.05 発表

 日立製作所は、法人需要家向けの統合エネルギー・設備管理サービス「EMilia(エミリア)」を開発した。複数拠点の施設、設備、機器のエネルギーや設備情報を1つのエネルギー管理システム(EMS)で統合管理する。省エネに加え、業務効率の向上やBCP(事業継続計画)を支援する経営課題解決型サービスとして展開する。10月に販売を始める。
 エミリアは、ビル、工場、店舗などさまざまな施設に設置されている太陽光発電、蓄電池、計量メーター、空調・照明などの設備や機器で利用したエネルギーデータと稼動データについて、同じプラットホームで統合して管理する。業種や規模、対象設備、メーカーを問わない。これまでのEMSは、管理対象が異なる場合に別々のEMS製品が必要だった。
 エミリアは「サービスモール」と呼ぶ新しい概念でサービスを行う。顧客だけでなく、メーカーや分析・コンサルティング会社も、アクセス権限に基づいてデータや機能を利用できる。関係者が情報やノウハウを持ち寄って新たな価値を生み出すことが狙いで、専門家による省エネ診断、設備運用・更新計画立案などが効率的に実施できる。
 1つの機器・オフィスの小規模管理から、1拠点当たり監視・計測項目5万点、最大3万拠点の大規模な管理まで対応する。2015年4月には東南アジアでも販売開始し、欧米・中東などで海外展開を進める。国内外のビジネスパートナーの販売ルートを活用して導入拡大を図り、2015年までに1万事業所、2018年までに10万事業所以上の拠点での利用を目指す。【(株)日立製作所】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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