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環境ニュース[国内]

サントリー世界愛鳥基金、新たな助成部門として「水辺の大型鳥類保護」を創設

環境一般 CSR】 【掲載日】2014.07.14 【情報源】企業/2014.07.09 発表

 サントリーホールディングスが鳥類の保護を目的に設立した公益信託のサントリー世界愛鳥基金は、新たな助成部門として「水辺の大型鳥類保護」を創設した。コウノトリトキ、ツルなど、水辺の大型鳥類の保護活動を行っている団体を助成する。水田や湿原など日本の豊かな水辺の環境保護を一層推進する。9月に応募を受け付ける。
 サントリー世界愛鳥基金は、愛鳥活動の一層の充実を図るため、創業90周年記念活動の一環で1990年に設立した。さまざまな鳥類保護活動への資金の助成を通じて、環境保全に貢献する。1990年度の第1回から2014年度の第25回までに、延べ275団体に2億9920万円を助成した。対象団体は国内外にわたり、大きな成果を上げているという。
 新設した水辺の大型鳥類保護は、水と人と鳥が共存する生態系再生が狙いで、助成が継続的な保護活動に役立つようにする。誰もが知っていながら現在はほとんど見ることのできないコウノトリトキ、ツルなどの保護と、生息環境になる水田や湿原などの整備に取り組む団体を対象にする。数件に総額2000万円程度を助成する。
 サントリー世界愛鳥基金はこれまで「鳥類保護団体への活動助成」と「地域愛鳥活動助成」の2部門だった。自然環境保全のため、野生動植物の保護・繁殖に関する業務を手掛ける法人・任意団体と、鳥類の保護・観察活動を行う学校のクラブや自治会、ボランティア団体など地域グループ向けとなる。2部門には計2000万円を助成する。【サントリーホールディングス(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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