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環境ニュース[国内]

横河電機、インドネシアの地熱発電所に増設の発電設備向けに制御システム受注

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2014.08.12 【情報源】企業/2014.08.06 発表

 横河電機は、インドネシア・ジャワ島の地熱発電所に増設される発電設備向けに制御システムを受注した。同国の地熱プラント向けで11件目だ。横河電機の販売代理店、東京電機産業(東京・渋谷区)と、このプロジェクトに蒸気タービンや発電機を提供する富士電機の契約によって横河電機が納める。増設設備は2015年7月の完成を予定している。
 横河電機が制御システムを受注したのは、カモジャン地熱発電所の5号機向けで、同発電所はジャワ島中西部の西ジャワ州の州都、バンドンから約40kmに位置するガルット市にある。インドネシア国営石油ガス会社、プルタミナの子会社が今回、発電容量3万5000kWの5号機を増設する。横河電機は同地熱発電所の4号機向けにも制御システムを納入している。
 横河電機は、蒸気タービン付帯設備を監視制御する統合生産制御システム「CENTUM VP(センタム・ブイピー)」と、プラント設備効率改善サービス、統合機器管理ソフトパッケージ、運転訓練シミュレーター、プラント情報管理システムを納める。製品納入、エンジニアリング、試運転支援は現地子会社のヨコガワ・インドネシアなどが担当する。
 地熱発電は天候、気候、時刻に影響されることのない再生可能エネルギーで、発電時にCO2を排出しないことから、化石燃料に代わる発電方式として注目される。インドネシアは世界トップ水準の地熱資源量があり、多数のプロジェクトが計画されている。横河電機は再生可能エネルギーを制御事業の注力分野の1つに掲げ、積極的に受注拡大を進める。【横河電機】
提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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