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環境ニュース[国内]

TOTO、節水便器や水栓金具などの公共用機器をインド・ムンバイ国際空港に納入

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2014.09.01 【情報源】企業/2014.08.27 発表

 TOTOは、節水便器や、無駄な水使用を減らす自動水栓金具などの公共用機器をインドのムンバイ国際空港(チェトラパティ・シバージー空港)に納入した。同空港の拡大工事に際し、高い節水技術と品質が評価されて採用が決まった。西インド最大都市のムンバイには、世界中から人が訪れ、空港で製品に触れることでTOTOの認知度向上にもつながる。
 ムンバイ国際空港に導入されたのは壁掛け大便器と小便器で、どちらもセンサーシステムで排水の無駄を制御する。大便器は6Lの少ない水量で洗浄する節水型だ。約400ピースの大便器と、約300ピースの小便器を納品した。自動水栓は、手をかざすことで自動的に柔らかなあぶくの水を吐き出し、使用後には自動で止まって無駄な水を削減する。
 ムンバイ国際空港では、2014年に入って第2ターミナルが開業した。トイレ設備に関して、TOTOは世界的なメーカーと競合しながら、高い節水技術と使いやすいデザインが決め手になり採用された。公共施設で求められる耐久性も認められた。インドでは高級ホテルにも採用されている。同国は事業拡大が期待でき、国際空港がブランド力を高める新たな場になる。
 TOTOはインドについて国内市場の成長性と、アジアと欧州をつなぐ製品供給地の両面から重要視している。北西部のグジャラート州に建設した南アジア初の生産拠点が2014年7月に稼働を始めた。約60億円を投資し、最新の製造技術と設備を入れた。年間50万個の衛生陶器生産能力を持つ。工場の開業で中東や欧州市場への商品提供も可能になった。【TOTO(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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