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環境ニュース[国内]

日本アジアグループ、傘下が沖縄県うるま市に環境配慮型のオフィスビルを建設

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2014.07.28 【情報源】企業/2014.07.23 発表

 日本アジアグループ傘下で不動産の開発やエネルギーソリューションサービスを手掛ける国際ランド&ディベロップメント(国際L&D)は、沖縄県うるま市に環境配慮型のオフィスビル「沖縄IT津梁パーク企業集積施設整備事業(第3号棟)」を建設する。県有地を活用し、省エネ・創エネ設備を装備する。安全祈願祭を7月23日に実施した。
 建物は鉄骨造り地上3階、一部4階建てで延べ床面積約3000m2。さまざまな省エネ・創エネ対策を施した環境配慮型の企業集積施設として開発する。2015年3月の完成を予定している。屋上に太陽光パネルを設置して発電するとともに、屋上の熱を軽減する。併せて、ビル壁面の窓の部分に植物のスクリーンなどを設置し、室内に差し込む直射日光を軽減する。
 照明にはLED発光ダイオード)を採用し、人感センサー、昼光センサーなどと組み合わせて消費電力を削減する。さらに、雨水を地下の貯水槽にためて、散水や設備の洗浄に利用して節水するなど、建物の各所に環境対策設計を織り込んだ。建物はBOT(建設・維持管理・移転)方式を導入し、国際L&Dが沖縄県から9566m2の施設用地を賃借して造る。
 建設後は国際L&Dが県に15年間一括で賃貸し、その後県に建物を無償で譲渡する。県は、沖縄IT津梁パーク内の企業立地促進センターに入居中の3社の移転先にする。沖縄IT津梁パークは、県が情報通信関連産業の拠点を目指すプロジェクトで、企業立地促進センターは、民間資金を活用した企業集積施設ができるまでの入居準備を支援する施設として運営されている。【日本アジアグループ(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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