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環境ニュース[国内]

三井不動産、青森に開発したメガソーラーが運転開始、東北初、自社で4カ所目

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2014.10.07 【情報源】企業/2014.10.01 発表

 三井不動産が青森県八戸市に開発した大規模太陽光発電所(メガソーラー)「三井不動産八戸太陽光発電所」が10月1日に完成し、運転を始めた。東北地方では初めて、自社では4カ所目の太陽光発電所で、東北電力への売電を同日開始した。完成済みメガソーラーの発電出力は計約62MW(6万2000kW)に拡大した。2014年度内に新たに1カ所を予定している。
 三井不動産八戸太陽光発電所は、八戸市の工業団地に古河電気工業が所有する土地に造った。約11haに出力約8MW(8000kW)の発電設備を設置した。約860万kWhの年間発電電力量を見込んでいる。これは一般家庭約2300世帯分の年間消費電力量に相当する。20年間売電する。同市は、比較的積雪量が少なく日照時間が長いため、メガソーラーの適地だという。
 三井不動産のメガソーラーは、大分市の「大分太陽光発電所」(約17MW=1万7000kW)と山口県山陽小野田市の「山陽小野田太陽光発電所」(約13MW=1万3000kW)が2013年12月、北海道苫小牧市の「苫小牧太陽光発電所」(約23MW=2万3000kW)が2014年4月に運転を始めた。次は福岡県大牟田市の「大牟田太陽光発電所」(約6MW=6000kW)を計画している。
 2014年度内に5カ所の体制が整い、年間発電電力量は一般家庭約2万世帯の年間消費電力量にあたる計約7200万kWhに達する。三井不動産は、テナント企業が保有する不動産の有効活用として、メガソーラーを建設している。大分太陽光発電所は三井造船、山陽小野田太陽光発電所は太平洋セメント、苫小牧太陽光発電所は電気化学工業と日本ゼオンの土地に設置した。【三井不動産(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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