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環境ニュース[国内]

JXエネルギー、商用の水素ステーション1号店を開所、年度内に計11カ所を開設

エネルギー 燃料電池】 【掲載日】2014.11.14 【情報源】企業/2014.11.12 発表

 JX日鉱日石エネルギーは、燃料電池自動車に水素を供給する商用水素ステーションの1号店を12月下旬に神奈川県海老名市のサービスステーション(SS)「Dr.Drive(ドクタードライブ)海老名中央店」にSS併設型として開所する。この1号店を含み2014年度中に東京都、神奈川、千葉、埼玉、愛知県に計11カ所を開設する。
 トヨタ自動車が2014年度内に燃料電池車の一般販売を予定するほか、ホンダも2015年中の市販を目指していることなどを受け、商用水素ステーションの設置を進める。JXエネルギーはこれまで水素ステーションの実証事業を行い、技術・運営面でノウハウを蓄積した。現在23カ所で開所の準備を進め、年度内に11カ所に設ける。
 11カ所の内訳は、1号店の海老名中央店のほか東京都が2カ所、神奈川県が2カ所、千葉県1カ所、埼玉県3カ所、愛知県2カ所などだ。このうち東京都の2カ所と神奈川県の1カ所は単独型の水素供給ステーションで、残りはSSに併設する。2014年内の開所は海老名中央店だけで、他は2015年1月下旬から3月中旬にかけて順次オープンする。
 JXエネルギーは水素ステーションのデザインも決め、白とブルーを基調にした色で水素供給拠点を表現する。国内で初めての商用水素ステーションは、岩谷産業が7月に兵庫県尼崎市に開設した。今回のJXエネルギーの動きを機に、設置の加速が見込まれる。エネルギー各社は共同で2015年に100カ所の整備を目標に掲げる。【JX日鉱日石エネルギー(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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