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環境ニュース[国内]

イオン環境財団、世界遺産の熊野古道が通る三重県紀北町で植樹、計画の最終年

環境一般 CSR】 【掲載日】2014.12.08 【情報源】企業/2014.12.02 発表

 公益財団法人のイオン環境財団(理事長・岡田卓也イオン名誉会長)は、世界遺産の熊野古道が通る三重県紀北町で同町などと12月6日に植樹を実施する。伐採跡地を本来の里山に復元する3年計画の最終年を迎え、地域に自生する5000本の木を地域住民やボランティアとともに植える。計画の累計植樹本数は1万5000本になる。
 紀北町は熊野古道の玄関口があり、山、川、海といった自然が広がっている。高速道路の建設に伴って近年、町有林が伐採されたことから、イオン環境財団と同町は2012年に植樹を始め、この地区は2013年に完了した。今回は、町有林が木材として伐採され、跡地が放置されたままになっている熊野灘臨海公園大白地区内で行う。
 熊野灘臨海公園大白地区はアウトドア、スポーツが楽しめる一帯になっている。イオン環境財団は、同地区付近の山地を商業目的の森林から地域に自生する森林への転換が必要と考え、活動最終年の植樹場所に決めた。当日は500人が参加し、タブノキ、ヤマザクラ、アラカシなどを植える。三重県の副知事や紀北町長も出席する。
 イオン環境財団は、紀北町で3年間続けた植樹が近隣の河川の浄化や森林荒廃防止につながることを期待している。イオン環境財団は2014年に国内で北海道むかわ町、愛知県知多市、宮崎県綾町、千葉県浦安市でも植樹を実施した。海外ではベトナム・ハノイ、中国・蘇州、ミャンマー・ヤンゴン、マレーシア・ビドーで行った。【イオン環境財団


提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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