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環境ニュース[国内]

富士ゼロックス、セブン-イレブン店舗のコピー機利用時のCO2排出をオフセット

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2014.12.11 【情報源】企業/2014.12.09 発表

 富士ゼロックスは、コンビニエンスストアのセブン-イレブン店舗に設置している自社製マルチコピー機(フルカラー複合機)を顧客が利用する時に排出されるCO2のカーボン・オフセットを12月8日から1年間実施する。消費電力と用紙使用量をCO2排出量に換算する。温暖化防止を目的に、セブン-イレブンを運営するセブン-イレブン・ジャパンと行う。
 カーボン・オフセットは、経済活動や日常生活でどうしても削減できないCO2などの温室効果ガス排出量を、他の場所での排出削減・吸収量で埋め合わせることを意味する。この取り組みでは、全国約1万7000のセブン-イレブン店舗にあるマルチコピー機を使ったコピー、文書プリント、デジカメプリントなどで排出されるCO2の量をオフセットする。
 利用実績に基づく試算では、マルチコピー機の平均的な1回の利用に伴うCO2排出量は、杉の木4本分の1日のCO2吸収量に相当する。約1年間で杉の木152万本が吸収する量にあたる、約2万2000tのCO2排出量のオフセットを見込んでいる。富士ゼロックスとセブン-イレブン・ジャパンが排出枠を購入して埋め合わせるため、顧客の費用負担はない。
 富士ゼロックスはこれまでマルチコピー機で素材や部品など既存資源の有効活用や、低電力モードによる未使用時の消費電力抑制など、環境への配慮を進めてきた。用紙は持続可能な森林から調達する。セブン-イレブン店舗ではLED(発光ダイオード)照明や省エネ型空調システムの導入、太陽光発電パネル設置など各種の省エネ施策を推進している。【富士ゼロックス(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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