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環境ニュース[国内]

東京ガス、ベトナムガス会社と同国のエネルギーソリューション事業化調査実施

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2014.12.18 【情報源】企業/2014.12.15 発表

 東京ガスは、ベトナム政府系のガス会社、ペトロベトナムガスと同国でエネルギーソリューションの事業化調査を実施する。12月12日に覚書を結んだ。液化天然ガスLNG)などのエネルギーを効率的に使用する省エネサービス事業や、ガス管が整備されていない地区に輸送車で運んだLNGを気化して販売するサテライト事業について調べる。
 ペトロベトナムガスは、ベトナム国営石油・ガスのペトロベトナム傘下で天然ガスやLPG(液化石油ガス)などの調達・精製・貯蔵・輸送・販売を手掛ける。東京ガスは、ベトナムでのLNGバリューチェーン(事業価値の連鎖)構築に関する包括協力協定を2012年3月にペトロベトナムガスと締結し、具体的な協力内容について協議してきた。
 今回始めるエネルギーソリューションの事業化調査は、包括協力協定に基づくLNGバリューチェーン構築に向けて両社で協働する初めての取り組みだ。両社は2013年度から1年間、ベトナム南部でLNGの利用用途、他の燃料との価格競争力、市場動向などの需要調査を行い、省エネやLNGを普及拡大するためのインフラ整備の重要性を確認した。
 需要調査では省エネサービス事業やサテライト事業などのエネルギーソリューションに事業化の可能性があったため、両社はより詳細な事業化調査をすることにした。東京ガスグループはこれを機に総合エネルギー事業の技術・ノウハウを生かし、東南アジアや北米で事業展開する顧客へのエネルギーソリューションやインフラ構築を進める。

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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