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環境ニュース[国内]

イオン、中国・武漢に「イオンモール」開店、LED照明や空調負荷低減設備導入

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2014.12.18 【情報源】企業/2014.12.15 発表

 イオン傘下でショッピングモール開発・運営のイオンモールは、中国湖北省武漢市に大型商業施設「イオンモール武漢金銀潭(きんぎんたん)」を12月19日に開店する。LED発光ダイオード)照明器具や空調の負荷を低減する設備などを導入し、環境・省エネに配慮する。11月8日には敷地内で「イオンふるさとの森づくり」植樹祭を開催した。
 湖北省で初のイオンモールで、イオングループの中国のモール型商業施設では14カ所目で、人口が増加している武漢市北西部に位置する。イオンモールと同市政府が2011年に結んだ「大型ショッピングセンターを5年以内に5カ所以上開設する協力協定」に基づいて出店する。同市内ではこのほか既に2カ所の出店が決まり、工事を始めている。
 館内共有部の照明と外部のサイン全てに、これまでの蛍光灯に替わりLEDを採用し、消費電力の削減とCO2排出を抑制する。出店する各専門店でもLEDの使用を積極的に推進し、モール全体で省エネに取り組む。天井付近の高い場所に付けた窓(屋上ハイサイドライト)から間接的に自然光を採り入れることで照明を減らし、照明の消費電力を抑える。
 ガラス面にUV(紫外線)カット機能のある省エネガラスを使用し、館内の空調負荷を低減する。植樹祭では、地域住民とともにタイワンツゲ、クスノキなど武漢市に自生する木を中心に約3000本を植えた。地上4階、地下1階建てで約18万2000m2の延べ床面積があり、総合スーパーの「イオン武漢金銀潭店」を核店舗に、約200店舗の専門店が入る。【イオンモール(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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