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環境ニュース[国内]

オムロン、業界最小サイズの電力量モニターを発売、最大4回路まで計測が可能

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2014.12.19 【情報源】企業/2014.12.16 発表

 オムロンは、業界最小サイズの小型電力量モニター「KM-N1」を2015年1月5日に発売する。最大4回路まで計測できる。オフィスビルや商業施設など、今後の電力自由化で活性化が見込まれるビジネス領域に適している。「使いやすさ」「計測しやすさ」「施工しやすさ」が特長といい、電力の需要・供給バランス実現のための詳細な電力計測を支える。
 大きさは高さ90mm、幅22.5mm、奥行き56mm、重さは約80gで、自社の従来機と比べて約40%小さくした。限られたスペースや厚みの少ない分電盤にも容易に取り付けられ、設置場所を選ばない。従来機ではできなかった、相が異なる複数回路の同時計測ができ、電灯・オフィス機器など単相2線式は最大4回路、空調機など三相3線式は最大2回路まで対応する。
 サーバーや現場のネットワークなど上位システムとの親和性も高めた。多点計測が可能だが、単回路電力量モニターが複数あるように設定できる。これらの使いやすさのほか、計測しやすさでは従来機の2倍の計測精度を実現した。装置の待機電力など少ない電力量も正確で高精度に計測する。施工しやすさはコネクター部の改善などで接続を容易にした。
 2016年に一般家庭など低圧電力まで電力小売りが自由化される見通しになり、小売りに加えて需給調整など周辺サービス、発電事業などの活発化が予想される。最適なエネルギー活用・調達に向け、分電盤単位で消費電力を把握して需要推定するなど計測ニーズの高まりを見据えて開発した。1万4500円の価格を設定した。3年で累計8万台の販売を目指す。【オムロン(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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