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環境ニュース[国内]

東芝、スマートメーターとHEMS機器の電力線通信の認証を取得したユニット開発

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2014.03.10 【情報源】企業/2014.03.05 発表

 東芝は、国際通信規格「G3-PLC」認証を製品として初めて取得した電力線通信の通信ユニットを開発した。スマートメーター(次世代電力量計)と住宅エネルギー管理システム(HEMS)関連機器の電力線通信に使うユニットで、東京電力が2014年度から設置するスマートメーターに内蔵される。既に取得した無線通信規格の認証に続く、有線での認証取得となる。
 G3-PLCは、業界団体のG3-PLCアライアンスが策定したスマートメーター・HEMS間とHEMS・住宅内機器間の電力線通信規格で、東芝も規格化に協力した。東京電力地域内のスマートメーターと住宅内の通信ルートに採用される。東芝が開発した通信ユニットは、規格に準拠したことでスマートメーターとHEMS関連機器間の通信が安全で安定化する。
 東芝の通信ユニットは、電力線によるスマートメーターとHEMS関連機器の相互接続性を確保して正確な電力使用量データの送信を実現する。将来は、スマートメーターから提供される電力使用量データに対応し、HEMSや家電など住宅内の機器が連携する効率的なエネルギー利用を管理する。無線通信と合わせ、有線で通信接続性の向上を図る。
 無線通信に関して東芝は、特定小電力無線向け国際通信規格「Wi-SUN」認証を初取得した通信ユニットをNECと開発し、東京電力のスマートメーターに内蔵される。今回のG3-PLC認証通信ユニットによって、東京電力地域のHEMS関連機器との通信で有線・無線とも規格に準拠し、スマートメーターの設置環境に応じて適用できるようになった。【(株)東芝】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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