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環境ニュース[海外]

アメリカ安全飲料水法が40周年、環境保護庁が記念行事を開催

水・土壌環境】 【掲載日】2015.01.09 【情報源】アメリカ/2014.12.16 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、安全飲料水法(SDWA)が制定40周年を迎えたことを記念し、カリフォルニア州で記念行事を実施した。EPA太平洋南西地域管轄のブレメンフェルド管区長が州内の小規模水道事業者を視察し課題について話し合った。
 SDWAは1974年12月に議会で可決されて以降、地域の水道事業を通じ国民の93%に安全な飲料水を提供してきた。EPAは、微生物、消毒剤、消毒の副産物、無機・有機化学物質、放射性核種等を含む90以上の汚染物質を検査している。1997年には州飲料水回転融資基金(DWSRF)が設けられ、水供給を担う水道事業者の水処理、送配水管、貯水等の飲料水インフラプロジェクトを支援してきた。これまで1万件以上に258億ドル超の資金を投入したという。カリフォルニア州DWSRFも、州内の水インフラに15億ドルを提供してきた。州内の小規模水道事業者の安全な飲料水の安定供給のため、EPAは、州水資源管理局(WRCB)等の州機関と協力し、技術・管理・資金的能力向上を支援している。【アメリカ環境保護庁】

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