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環境ニュース[国内]

カゴメ、トマト栽培用の植物由来の土を共同開発、軽量で捨てられる新素材採用

水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2015.01.20 【情報源】企業/2015.01.14 発表

 カゴメは、トマト栽培用の植物由来の土「KAGOME トマトの土」を園芸資材製造販売のプロトリーフ(東京・港区)と共同開発した。軽量で燃えるごみとして捨てられる新しい素材を採用した。全国のホームセンター、園芸店、スーパーなどで3月から販売する。カゴメのライフスタイル提案「トマト・フーデニング」の一環として展開する。
 KAGOME トマトの土はココヤシの実を原料にしている。軽くて持ち運びしやすく、栽培後は燃えるごみとして捨てられる。1シーズン分の肥料が配合されているため、苗を植えて水をやるだけで初心者でも簡単にトマトが育てられ、収穫まで楽しめる。ココヤシを使えば土壌を掘削せずに済み、圧縮輸送によってCO2排出を減らせるなど環境負荷が低い。
 15Lの「そのまま育てるトマトの土」と20Lの「かる〜いトマトの土」の2タイプを展開する。そのまま育てるトマトの土は袋の底にマチがあって立たせることができ、袋がそのままプランター代わりになる。どちらも900円前後の店頭価格を想定している。カゴメが2012年から販売している家庭菜園用のトマトの苗と連動させてプロモーションを行う。
 プロトリーフが育て方から収穫後の調理方法までの動画をネット配信するほか、直営園芸店でイベントを開く。トマト・フーデニングのフーデニングは、フードとガーデニングの造語で食べる要素を加えたガーデニングの楽しみ方を指す。カゴメはトマトを食べるだけでなく、トマト・フーデニングを提案してトマトのさまざまな価値を発信している。【カゴメ(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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