フランス環境エネルギー管理庁と地質学･鉱山研究所が協力枠組みに合意

エネルギー】 【掲載日】2015.01.30 【情報源】／2015.01.16 発表

フランスの環境エネルギー管理庁（ADEME）と地質学･鉱山研究所（BRGM）は、持続可能な開発の課題、特に資源や下層土に関する両機関の共同プロジェクトを促進するための枠組み合意に署名した。
2015年の枠組み合意では、今後4年間の優先事項として、（１）地熱エネルギー（地熱ヒートポンプ、地熱の直接利用、地熱発電・コジェネレーショ、地中エネルギー貯蔵）、（２）汚染堆積物・土地・土壌の管理、（廃棄物や土壌・地下水での汚染物質の排出や移動のメカニズム、革新的環境測定法、土壌や地下水の処理方法等、環境技術の開発）、（３）循環型経済への効果的な物質管理（再生可能エネルギーやエネルギー効率のための物質評価、廃棄物の分類や回収、環境評価等）、（４）国際行動の展開、を挙げている。
　合意では、公共政策における両機関の役割も確認されたという。ADEMEとBRGMの協力の歴史は長く、最初の枠組み合意は1987年に署名された。【フランスの環境エネルギー管理庁】