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環境ニュース[国内]

住友林業、中大規模の木造建築市場創出・拡大に向けて三井住友建設と業務提携

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2015.01.26 【情報源】企業/2015.01.22 発表

 住友林業は、中大規模の木造建築市場の創出・拡大に向け、三井住友建設と業務提携契約を2014年12月26日に結んだ。両社の強みを相互に活用して新たな技術やサービスを開発し、新ビジネスを創り出すことで、環境負荷低減と温暖化緩和につながる木材の活用を進める。プロモーションや営業活動を展開する両社共同のチームも設ける。
 国が木材の需要増を狙いに「公共建築物木材利用促進法」で推進する施策を受けた。中大規模木造建築では、木材調達や材料生産の効率化や、木材の耐火・強度などの性能向上、木材と鉄骨・鉄筋コンクリートなど異なる素材を融合する建築技術などの課題がある。そのため両社は業務提携してそれぞれが持つ技術や知識を生かすことにした。
 住友林業の木質材料に関する知見・調達力や木造建築物のノウハウと、三井住友建設が総合建設会社として保有する設計・施工能力を合わせる。現在一般的な建築技術を最大限活用して迅速に市場を創出することを目的に、まず、木造軸組み工法などの木造技術と、鉄骨・鉄筋コンクリートの技術を融合したハイブリッド型建築物を提案する。
 中大規模の木造建築物の普及によって国産材を含む木材の利用を広げるとともに、木のぬくもりがある空間を都市に生み出す。木は唯一の再生可能な建築材料で、炭素を固定して環境に悪影響を与えないことから、両社は中大規模木造建築物を通じて環境負荷を低減する。木造大規模建築物についての技術を世界にアピールできる利点もある。【住友林業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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