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環境ニュース[国内]

貯水池で水上太陽光発電発電出力は国内最大規模

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2015.01.29 【情報源】地方自治体/2014.11.11 発表

 埼玉県川島町の農業用貯水池で、水面を利用した太陽光発電事業が行われる。発電出力は7550.4kWで、水面に太陽光パネルを浮かべるフロート式水上太陽光発電事業では国内最大規模となる。2015年1月中旬に着工し、同10月の稼働を予定している。
 発電事業者は、スマートエナジーサービス(さいたま市)、スマートエナジー(東京都中央区)、東上ガス(埼玉県志木市)、大東ガス(埼玉県三芳町)の4社が共同で設立した特別目的会社(SPC)「川島太陽と自然のめぐみソーラーパーク」(さいたま市)。同社は、貯水池を管理する川島町土地改良区と貯水池の賃貸借契約を締結した。
 梅ノ木古凍(うめのきふるごおり)貯水池の面積は約13万m2で、太陽光パネル2 万7456枚の設置面積は7万4373m2。発電出力は7550.4kWで、年間発電量は830万5440kWhを見込む。これは、一般家庭約2300世帯分の年間使用電力量に相当する。事業期間は20年間。電力は再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づき、電力会社へ売電する予定。
 県は今回をモデルケースに、県内の土地改良区の管理施設における再エネ導入を促進する。埼玉県農林部農村整備課 TEL:048-830-4343【埼玉県】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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