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環境ニュース[国内]

日本アジアグループ、傘下が静岡の浄化センターに開発した太陽光発電所が完成

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2015.02.12 【情報源】企業/2015.02.06 発表

 日本アジアグループ傘下で社会インフラ整備・運用コンサルティングの国際航業が静岡県島田市に開発した太陽光発電所「島田ルーフトップソーラーウェイ」が完成した。2月6日に落成式を開いた。市が公募した「島田浄化センター(屋根貸し)による太陽光発電事業の設置事業者募集」で選定され、建設を進めてきた。
 島田浄化センターの水処理棟の屋根約2000m2を活用し、太陽電池パネルを取り付けて発電する事業で、島田ルーフトップソーラーウェイは一般家庭に設置する太陽光発電設備約50世帯分にあたる199kWの出力がある。年間で約22万1000kWhの発電電力量を期待している。CO2排出削減効果はスギの木8200本分のCO2吸収量に相当する年間117tを見込む。
 国際航業が同市に使用料を支払い、発電電力は再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づいて中部電力に全量売電する。設置事業者募集では、資金調達計画や事業収支見込みといった経営の安定性、施工スケジュール・方法の安全性や賃料などの事業計画と、産業振興波及効果、環境学習など地域活性化策の審査基準によって選ばれた。
 島田ルーフトップソーラーウェイでは、自立運転型パワーコンディショナー(電流変換器)や移動可能な蓄電池を導入して非常用電源に利用できるようにしたほか、説明員の派遣やパンフレット作成を行って環境教育を実施する。航空写真パネルも作る。国際航業は各地の自治体が公募する遊休地活用の太陽光発電事業に積極的に参画している。【日本アジアグループ(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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