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環境ニュース[国内]

村田製作所、スマートメーターとHEMS機器を無線接続する通信モジュールを商品化

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2015.02.20 【情報源】企業/2015.02.17 発表

 村田製作所は、920MHz帯通信モジュールを商品化した。同モジュールは、スマートメーター(通信機能付き次世代電力量計)と、屋内の住宅エネルギー管理システム(HEMS)機器を無線接続する「Bルート無線通信」に活用できる。Bルートに採用されている国際無線通信規格「Wi-SUN」に準拠した認証を業界団体のWi-SUNアライアンスから取得した。3月に量産を始める。
 通信モジュールは、アンテナ内蔵の「LBAA0ZZ1BR」とアンテナ外付けの「LBAA0ZZ1BS」の2タイプで、ニーズに合わせて提案できる。大きさは縦横20mm、30mm、厚さ2.55mmと同20mm、25mm、同2.55mmで、両タイプとも、920MHz帯の特定小電力無線機器として、日本の電波法令の技術基準に適合していることを示す証明を取得している。
 小型化と回路設計の最適化で省電力を実現し、機器の設計自由度を高めると同時に、使用電力量を抑える。モジュール内に制御ソフトを搭載し、機器に導入しやすくした。スマートメーターを活用した電力使用量の遠隔自動検針や、需要者の電力使用量「見える化」、HEMSとの連携が期待される中、Bルート無線通信への高まるニーズに応える。
 BルートはスマートメーターとHEMS間の通信で、電力会社とスマートメーター間の通信はAルートと呼ばれる。Wi-SUNは920MHz帯の特定小電力無線の通信規格で、低消費電力でつながりやすいのが利点だ。村田製作所はこの通信モジュールを国際商談展「第5回[国際]スマートグリッドEXPO」(2月25〜2月27日、東京ビッグサイト)で紹介する。【(株)村田製作所】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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