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環境ニュース[国内]

超低PM排出ディーゼル車の認定・公表制度を創設

大気環境 交通問題】 【掲載日】2002.07.29 【情報源】国土交通省/2002.07.29 発表

 国土交通省は、平成15年10月からの自動車排出ガス新短期規制実施を前に、規制値よりPM(粒子状物質)の排出量が少ない超低PM排出ディーゼル車を認定・公表する制度を平成14年7月29日付けで創設、同9月1日から施行することにした。
 自動車の排出ガスのうち、発がん性や気管支ぜん息、花粉症などと関連が懸念されているPMによる大気汚染状況は非常に厳しく、大都市の環境基準達成状況は52%に留まっている。このため、新短期規制ではPMについて約30%厳しい規制を導入することになっている。
 なお今回実施予定の超低PM排出ディーゼル車認定・公表制度は、車両総重量が3.5トン以上で、型式指定を受けるか装置型式指定を受けた一酸化炭素等発散防止装置を備えたディーゼルトラック・バスが対象。このうち平成15年から実施される新短期規制よりもPM排出量が約75%(または85%)低減され、炭化水素や窒素酸化物一酸化炭素が平成15年規制に適合している車について認証を行う。
 認定された車はメーカー名、車種・型式、認定のレベル、各排出物質の排出量をインターネットなどで公表する予定だ。【国土交通省】

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