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環境ニュース[国内]

国立環境研究所、Forum on Eco city Bogor through Green Innovation開催

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2015.03.13 【情報源】国立環境研究所/2015.03.12 発表

 (独)国立環境研究所(NIES)は公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)と共に、2015 年3 月9 日(月)にインドネシア・ボゴール市にて「Forum on Eco city Bogor through Green Innovation」を開催した。このフォーラムは、日本国環境省の委託事業として、NIES・IGESが実施する「二国間クレジット(JCM)促進のためのMRV※等関連するインドネシアにおける技術高度化事業委託業務」の一環として開催したもの。
 フォーラムは、都市・産業モニタリングシステムに関する研究・調査を通じて得られた経験や低炭素都市づくりに向けた技術的・政策的課題を共有することを目的とし、インドネシアの政府機関及び、低炭素都市づくりに携わる日本ならびにインドネシア国内の研究機関等から約100名が参加した。
 また今回、国立環境研究所(NIES)、地球環境戦略研究機関(IGES)、ボゴール農科大学(IPB)、バンドン工科大学(ITB)と共同で、日本国環境省の委託事業として研究プロジェクトを立ち上げた。 
 プロジェクトの主な目的は、都市レベルでのエネルギー消費量の測定と可視化のプロセスを通じて低炭素社会の構築に段階的なアプローチを開始し、将来の衛星を利用したMRV(温室効果ガス排出量の測定、報告及び検証)技術に繋がる知見を得ることとなり、エネルギー消費量を測定するだけではエネルギー消費量を効率的に削減することはできないことを踏まえ、社会的行動パターンとインフラ設計の分析とを組み合わせて実施していくこととしている。

※MRV: Measurable, Reportable, Verifiableの略。測定・報告・検証の意味

【国立環境研究所】

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