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環境ニュース[国内]

川崎重工、マレーシアでガスタービン発電設備を受注、東レ向けサービスに活用

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2015.04.10 【情報源】企業/2015.04.07 発表

 川崎重工業は、カワサキ・ガスタービン・アジア(マレーシア)を通じてマレーシアでガスタービン発電設備2台を受注した。カワサキ・ガスタービン・アジアは、東南・西南アジアのガスタービン販売・サービスの拠点となる。東京ガス100%子会社でエネルギーサービス事業のエネルギーアドバンスが出資する合弁会社が東レグループ工場向けに実施するエネルギーサービスに活用される。
 受注したのは、20MW(2万kW)級天然ガスだきガスタービン発電設備「GPB180D」2台で、川崎重工が開発したガスタービン「L20A」を搭載する。エネルギーアドバンスとマレーシアのガス会社、ガスマレーシアが共同出資するガスマレーシアエネルギーアドバンスが発注した。同社は、同国でエネルギーサービス事業を展開するために立ち上げた。
 川崎重工の天然ガスだきガスタービン発電設備は、ガスマレーシアエネルギーアドバンスが行うエネルギーサービスに使われる。同サービスは、東レのマレーシア子会社グループ4社向けで、同国北部のペナン州にある東レグループマレーシアの工場に主電源と熱の供給設備として設置する。タービンの排熱は工場の生産工程で利用する仕組みで、2016年中頃に運用を始める。
 ガスタービンの技術力と納入実績に基づく信頼性が評価された。マレーシアをはじめ東南アジアは成長が期待され、日系企業も多く進出していることから、川崎重工は今回の受注を弾みに販売を強化する。加えて、東南・西南アジアのほか、欧州、米国、日本を含むアジア極東地域でも現地販売拠点を活用し、ガスタービン事業を積極的に進める。【川崎重工業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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