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環境ニュース[国内]

清水天然ガス発電所(仮称)建設計画に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見提出

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2015.04.10 【情報源】環境省/2015.04.10 発表

 環境省は、10日、静岡県静岡市で計画されている「清水天然ガス発電所(仮称)建設計画 計画段階環境配慮書」(東燃ゼネラル石油株式会社)に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。
 この事業は、東燃ゼネラル石油株式会社が所有する清水油槽所内において、総出力最大200万kWの天然ガス火力発電所を新設するもの。
 環境大臣意見では、事業者に対し、「利用可能な最良の技術(BAT)の参考表」(B)の発電技術についても採用の可能性を検討すること、関係者と協力し、最新鋭の天然ガス発電設備の稼働による二酸化炭素排出削減に取り組むこと、関係自治体の意見等を十分勘案すること等を求めた。
 また、経済産業省に対して、電力業界全体で二酸化炭素排出削減に取り組む枠組(以下「枠組」という。)の構築に向けて、電力業界に取組を促すとともに、本事業者にも枠組構築に向けて取り組むよう促すこと、経済産業省自ら、枠組構築に向けた検討の進捗を把握し、内容を確認し、実効性ある取組を確保すること。あわせて、環境負荷の低減に向けて、最新鋭の発電設備の活用を促すよう求めた。

○事業概要
・名称 清水天然ガス発電所(仮称)建設計画
・事業者 東燃ゼネラル石油株式会社
・計画位置 静岡県静岡市
・燃料 天然ガス
・発電方式 ガスタービン及び汽力(コンバインドサイクル発電方式)
・出力 最大200万kW

【環境省】

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