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環境ニュース[国内]

日本アジアグループ、傘下がソーラーシェアリングによるメガソーラーの建設を開始

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2015.04.13 【情報源】企業/2015.04.06 発表

 日本アジアグループ傘下で不動産開発・エネルギーソリューションサービスの国際ランド&ディベロップメント(国際L&D)は、ソーラーシェアリングによる大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設を群馬県沼田市で始めた。国際L&Dは設計監理(CM)と稼働後の運営管理(O&M)業務を手掛ける。メガソーラーは同市で初めてとなる。
 建設するメガソーラーは「(仮)沼田市利根町太陽光発電所」で、沼田市の地元建設会社が土地を賃借して設ける。約3万9745m2の面積に太陽電池パネルを1万1040枚取り付ける。約1.1MW(1100kW)の出力があり、一般家庭約370世帯分の年間使用電力量に相当する年間発電量を見込んでいる。発電電力は売電する。7月の完成を予定している。
 ソーラーシェアリングは、農地に支柱を立てて上部の空間に太陽光発電設備を設置し、農業と発電事業を同時に行う手法を指す。農林水産省は「営農型発電設備」と呼んでいる。農地の計画的で効率的な利用によって農家の経営安定を図るとともに、再生可能エネルギーの普及にもつながることから、今後の導入促進が期待されている。
 沼田市利根町太陽光発電所が立地する土地は山林の一部で、これまではシカの放牧地に使われていたが、ソーラーシェアリングを導入するにあたり、農作物を栽培することになった。耕作されていなかった土地がメガソーラーの用地に有効活用されることに加え、農業用地として再生され、地域農業の活性化も期待される。【日本アジアグループ(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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