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環境ニュース[国内]

大和ハウス、石川県七尾市にメガソーラー開発、運営までの一括サービス強化へ

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2015.05.28 【情報源】企業/2015.05.25 発表

 大和ハウス工業は、石川県七尾市に2カ所の大規模太陽光発電所(メガソーラー)を開発する。発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づいて北陸電力に売電する。太陽光発電所の建設から運営管理までをグループが行い、再生可能エネルギー事業の一括サービスの強化を図る。リース会社が土地所有者から用地を賃借する。
 メガソーラー「DREAM Solar(ドリームソーラー)石川七尾I・II」は、土砂採取跡地の約12万m2に設ける。IとIIは隣接し、Iは約1.8MW(1800kW)、IIは約2.2MW(2200kW)のシステム容量がある。合わせて年間約430万kWhの発電電力量を予定する。これは一般家庭約909世帯の年間消費電力量にあたる。年間で約12億円の売電売り上げを見込む。
 大和ハウスが設計施工を手掛け、Iは6月上旬の着工と12月の完成、IIは8月下旬に工事を始めて2016年3月の完工を予定している。大和ハウスがリース会社から発電所の建設を請け負う。完成した発電所は、子会社で環境・エネルギー事業の大和エネルギーがリース会社から賃借して発電電力を売電するとともに発電所の運営管理を行う枠組みだ。
 大和ハウスは太陽光発電を中心にした再生可能エネルギー発電事業を推進し、3月末現在87カ所で取り組み、総出力は約101MW(10万1000kW)にのぼる。2018年度までに計200MW(20万kW)を目指している。自社の未利用地に加え、自治体や企業などが保有する土地の有効活用も進め、今回のようなグループでの一括サービスの仕組みを提案する。【大和ハウス工業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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