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環境ニュース[国内]

トリナ・ソーラー、大阪産業大学ソーラーカーのスポンサーになってセルを提供

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2015.06.03 【情報源】企業/2015.05.26 発表

 太陽光電池開発・製造・販売のトリナ・ソーラー・ジャパンは、大阪産業大学(OSU)ソーラーカーチームのスポンサーになった。新開発の太陽電池セルを提供し、同社のセル・モジュールを搭載したソーラーカーが誕生した。最初の走行テストを5月26日に行った。8月に鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で開かれるレースに参戦する。
 トリナ・ソーラーは、研究室レベルで最大24.4%、量産レベルで最大23.1%の変換効率を達成したセルをOSUのソーラーカーに供給した。OSUのソーラーカーチームは信頼できて効率が高く、コストパフォーマンスに優れる太陽電池を探していたが、トリナ・ソーラーのセミナーで新しい高効率モジュールの存在を知り、提供を依頼した。
 トリナ・ソーラーは以前からレースを支援する意向を持っていた。高効率のセル・モジュールをOSUのソーラーカーに供給することに同意し、レースでの優勝を目指すことにした。レースは毎年開催される「FIAオルタナティブ・エナジーズ・カップ・ソーラーカーレース鈴鹿」で、OSUのソーラーカーは2014年まで3年連続総合1位を獲得している。
 同レースは、日本で開催される最大級の国際ソーラーカーレースで、60校以上の大学・高校が参加する。技術的を示す場と同時にプロジェクト管理や戦略、チームワークを学ぶことも目的とされる。ソーラーカーにはモジュールの高い発電性能やエネルギー消費の抑制などが求められ、トリナ・ソーラーはOSUチームの4連覇に向けて協力する。【トリナ・ソーラー・ジャパン(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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