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環境ニュース[国内]

大和ハウス、マレーシアで一戸建て住宅事業を開始、HEMSなど日本の技術を導入

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2015.06.16 【情報源】企業/2015.06.11 発表

 大和ハウス工業は、マレーシアで一戸建て住宅事業を始める。同国最大手の開発事業者、サンウェイとプレハブ工法による一戸建て住宅の開発・販売で業務提携し、一戸建ての開発・販売を行う合弁会社のダイワ・サンウェイ・ディベロプメント(DSD)を設立した。住宅エネルギー管理システム(HEMS)など日本の最新技術を導入する。
 DSDは資本金4063万100リンギット(約14億円)で大和ハウス現地法人が70%出資し、不動産開発・販売と関連サービスを手掛ける。マレーシア・ジョホール州南部のシンガポールに隣接する地域の総合都市開発プロジェクトで、今夏から約5.3haに100戸の一戸建て住宅を建設する。2017〜2018年の完成を予定し、2016年春に販売開始する。
 建設する一戸建て住宅は日本のプレハブ住宅の強みの高品質・短工期を実現し、建築資材や住宅設備機器の多くを現地調達する。工期は現地在来工法の約半分の約5カ月にする。建物本体は省エネ性と耐久性が高い独自の外壁システムを備え、天井の高さを日本の約1.5倍の3.4mにして熱帯雨林気候特有のよどんだ空気を室内上部に逃す。
 天井にはファンを設置し、温められた空気とエアコンの冷気をかくはんさせて空調の効率を高める。使用エネルギーはHEMSで効率的に管理する。大和ハウスはマレーシアの首都クアラルンプール郊外に同国版プレハブ住宅の試作検証棟を2014年3月に設けた。HEMSや熱廃棄システムによる室内温度管理など日本の先端環境技術を採用した。【大和ハウス工業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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