一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

三菱電機、欧州の販売会社がノルウェーの空調冷熱機器代理店を買収

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2015.06.29 【情報源】企業/2015.06.24 発表

 三菱電機の欧州総合販売会社、三菱電機ヨーロッパ(オランダ)は、ノルウェーの空調冷熱機器代理店、MIBAを買収する。同社の全株式を取得する株式譲渡契約を6月23日に結んだ。省エネ化の動きなどを受けて需要拡大が見込まれる同国で販売体制を構築し、事業を強化する。2018年度に約50億円の売上高を目指す。
 ノルウェーは1人あたりのGDP(国内総生産)が北欧最大で、経済規模はスウェーデンに次いで2番目となる。空調冷熱市場は省エネのニーズを背景に、最近は家庭用ルームエアコンが浸透している。今後は、家庭用のボイラー式給湯器から、省エネ性能の高いヒートポンプ式暖房給湯機への置き換え需要も期待できる。
 MIBAは1991年に設立された。ノルウェーの首都オスロ近郊にあり、三菱電機の空調冷熱機器代理店として機器の販売、サービス、据え付けを手掛けている。顧客販売店への研修や、きめの細かいアフターサービスで業績を伸ばしてきた。三菱電機は買収によってMIBAのノウハウを取り込み、新たな顧客の獲得を進める。
 同時にMIBAの販売網を活用して既存顧客との関係を強めて一層の事業拡大を図り、ノルウェーで空調冷熱事業の売り上げを伸ばす。三菱電機の空調冷熱機器を広げることで同国の省エネ推進にも貢献する。三菱電機ヨーロッパは自動車機器、冷熱機器、映像情報機器などの販売と重電エンジニアリングを展開している。【三菱電機(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク