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環境ニュース[国内]

積水化学、住宅リフォームの新商品発売、エネルギー自給自足のライフスタイルを提案

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2015.07.08 【情報源】企業/2015.07.02 発表

 積水化学工業は、住宅リフォームの新商品「GREENSHIFT(グリーンシフト)!」を7月11日に発売する。太陽光発電システム、新開発の定置型リチウムイオン蓄電池「e-Pocket(イー・ポケット)」、コンサルティング型住宅エネルギー管理システム(HEMS)の3つの設備を基本にして、入居邸がエネルギーを自給自足できるライフスタイルを提案する。
 自社の住宅商品「セキスイハイム・ツーユーホーム」入居邸向けで、新築で採用している最新設備をリフォームに導入する。住宅ごとのデータや太陽光発電、蓄電池の搭載実績に基づいてシミュレーションし、家族構成や暮らしに合わせたサイズを提案する。電力の「見える化」で無駄をなくし、太陽光で発電した電気を蓄電池にためて使う。
 新たに開発した蓄電池は4.8kWhの容量があり、小型化と固定を強化したことで、これまで問題があった2階への設置を可能にした。さらに太陽光発電と蓄電池を併用する際、それぞれに1台ずつ必要なパワーコンディショナー(電流変換器)をハイブリッド型1台にして省スペースにする。太陽光発電搭載住宅への蓄電池の追加も効率的にできる。
 積水化学は、近年のエネルギー事情を受けて近い将来、エネルギーが自給自足できるリフォームのニーズが入居者から高まると考え、グリーンシフト!の展開を決めた。太陽光発電システムの新設・増設とセットで蓄電池を検討していたり、蓄電池の設置場所が1階になくて断念した層などを想定している。初年度に30億円の受注を目標にした。【積水化学工業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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