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環境ニュース[国内]

大日本印刷、個人同士の不要品売買サービス開始、環境に配慮したシステム構築

ごみ・リサイクル その他(ごみ・リサイクル)】 【掲載日】2015.07.15 【情報源】企業/2015.07.10 発表

 大日本印刷(DNP)は、個人同士が不要な品物を簡単で安全に売買できる「DNP CtoC(消費者間)取引サービス KURURi(クルリ)」を7月10日に始めた。使用していない余剰資産が販売できる場所をつくり、物が長く大切に使われる環境に配慮したシステムを構築する。DNPが第三者として個人間の取引を仲介し、安心に売買できる仕組みにした。
 専用のスマートフォン(多機能携帯電話)用アプリを活用する。「i-OS」向けの配信を同日開始した。「Android(アンドロイド)」版は10月を予定する。節約意識の高まりから品物の再利用ニーズが高まる一方、オークションサイトは出品から落札まで時間がかかり、フリーマーケットは数多い商品からほしい品物が見付けにくい課題があった。
 クルリはフリーマーケット型アプリで、スポーツやアウトドアを中心に趣味を楽しむ大人を主なターゲットにする。スマートフォンにダウンロードするとサービスが利用できる。買い手が投稿するほしい物のリクエストを売り手が参照し、売りたい物を写真や文章でアピールする。リクエストとアピールのやり取りを通じた最適な取引を支援する。
 代金は、DNPが提携する決済代行会社を介して買い手から一時的に預かり、買い手が届いた品物を確認・評価して問題がないと売り手に支払われる。このためトラブルが軽減できる。リクエスト、アピールなどは無料で、売買成立時に売価の10%をDNPが手数料として売り手から受け取る。2017年度までに累計10億円の売り上げを目標にした。【大日本印刷(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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