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環境ニュース[国内]

NEC、IoTで環境変化に適応する「自律適応制御技術」開発、エネルギー調整実現

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2015.07.23 【情報源】企業/2015.07.17 発表

 NECは、IoT(インターネット・オブ・シングズ=モノのインターネット)システムで、事前の想定が難しい環境変化に適応して人や物を最適に配置・配分する「自律適応制御技術」を開発した。異常気象、災害、事故などの環境変化に対し、複雑な制御ルールなしで社会インフラを最適な状態に近づける。エネルギーの需給調整や車両の適切な配車を実現する。
 大規模な社会インフラシステムでIoTシステムの高度化が進展し、人による管理だけでなくICT(情報通信技術)を活用した運用の把握・効率化が期待されていることから開発した。環境変動の影響を受けやすい社会インフラシステムの効率的な運用を目指す。例えば、事前に予想できない突発的な事象の発生や一過性の出来事の際に、IoTシステムの指標を元にシステムを制御できる。
 自律適応制御技術は、初めて遭遇する環境に柔軟に対応する生物の適応メカニズムを基にした。例えばアメーバが食物を得る際、周囲の食物の分布に合わせて各部位同士が自律的に影響を与えて体の形を変え、全体の効率を最大にするような仕組みを指す。システム全体を細かなサブシステムに分け、それぞれのサブシステムが自律的に自らの動作を決定する。
 効果評価の結果、エネルギー管理はオフィスの実証実験で快適性を損なうことなく約10%節電できた。タクシーの配車は乗客の発生状況に応じて適切に配車するシミュレーションで乗客獲得数が10%以上向上した。エネルギー管理システムや交通システムの需給調整、集荷要求に合わせた物流制御など様々な社会インフラへの応用に向けて実用化を進める。【日本電気(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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