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環境ニュース[国内]

東京ガス、家庭用燃料電池「エネファーム」累計販売台数5万台達成、各社で初

エネルギー 燃料電池】 【掲載日】2015.08.20 【情報源】企業/2015.08.18 発表

 東京ガスは、家庭用燃料電池「エネファーム」の累計販売台数で8月18日に5万台を達成した。2009年5月に世界で初めて発売してから、6年3カ月で到達した。累計販売5万台を超えたのは、エネファームを取り扱っている大阪ガス、東邦ガス、西部ガスなどの都市ガス各社や、LP(液化石油)ガスの岩谷産業などガス関連各社で初めてとなる。
 年度別の販売台数は毎年度増加している。実績は、2009年度が約1500台、2010年度は約2400台、2011年度は約5700台、2012年度は約7600台、2013年度は約1万2200台、2014年度は約1万4000台だった。2011年度に前年度の2倍になり、その後も順調な伸びを示している。累計では2013年6月に2万台、2014年4月に3万台、2015年1月には4万台を突破していた。
 エネファームは分散型エネルギーシステムで、販売台数の増加は2011年3月の東日本大震災を機に高まる省エネ・節電意識や、エネルギーセキュリティーの向上、電力ピークカットへの貢献が要因だ。加えて、マンション向けを2014年4月に投入したほか、160万円を切る戸建て住宅用を2015年4月に発売するなど新モデルの展開も挙げられる。
 2015年度は、マンション向けの600台を含む1万8100台の販売を目標にしている。エネファームはガスから取り出した水素を空気中の酸素と化学反応させて発電するとともに、発電時に出る熱を給湯に活用する。火力発電所からの電気と都市ガス給湯器を使う方式と比べて一次エネルギー消費量を約37%削減し、年間の光熱費を約6万円節約する。【東京ガス(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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