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環境ニュース[国内]

東京ガス、関東地区で電力小売りの新会社を東北電力との共同出資で設立

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2015.10.05 【情報源】企業/2015.10.01 発表

 東京ガスは、関東地区で電力小売り事業を行う新しい会社「シナジアパワー」を東北電力との共同出資で10月1日に設立した。2016年4月の電力小売りの全面自由化を踏まえ、両社が保有する資産を生かす。北関東を中心にした関東地区の需要家向けに「高圧」「特別高圧」で事業を展開する。2016年4月の供給開始を予定している。
 両社は電力小売りの新会社を立ち上げることで7月30日に合意して準備を進め、シナジアパワーを設立した。資本は9億9000万円で、資本金、資本準備金各4億9500万円となる。東京ガス、東北電力がそれぞれ均等に出資した。東京・台東区に本店を置き、社長は東北電力の企画部課長、副社長には東京ガスの基盤技術部長が就いた。
 シナジアパワーは相乗効果の「シナジー」を意味する。両社のシナジーと、顧客と新会社の関係を表したという。関東地区でガス事業を手掛ける東京ガスの販売ルートと、東北電力の電力事業のノウハウを融合させる。電力は東京ガスと東北電力両社の発電所から供給する。まず東北電力地域に近い北関東の企業をターゲットにする。
 電力小売りの全面自由化を受けて電力事業者間の競争激化が予想される中、シナジアパワーは東京ガス、東北電力のエネルギー事業者としての実績を強みにする。幅広い料金メニューを用意して企業のニーズに応え、4、5年後に数十万kW程度の需要を目指す。全面自由化で可能になる家庭向け「低圧」に関しては実施する予定はない。【東京ガス(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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