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環境ニュース[国内]

レンゴー、金津工場に蒸気タービン発電設備を増設、売電を開始

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2015.10.21 【情報源】企業/2015.10.16 発表

 レンゴーは、福井県あわら市の金津工場に蒸気タービン発電設備を増設した。これまで同工場で発電した電力は工場での使用電力にあてていたが、新たに北陸電力への売電を始めた。電力不足が懸念される地域の需要を支える。出力の増強によって売電を可能にした。
 既存のボイラーの能力を最大限に活用してエネルギー消費の効率化を図るとともに、売電を行うことを目的に新しい蒸気タービン発電設備を設置した。金津工場の発電設備はこれで定格出力計3万7830kWになった。既存の発電設備は同2万7500kWで、約1万kW増強した。
 金津工場で発電した電力は、同工場での使用と電力会社への売電のほか、淀川工場(大阪市福島区)の電力としても託送する。発電設備の蒸気タービンは三菱日立パワーシステムズ製、発電機は三菱電機製を入れた。金津、淀川工場とも段ボール原紙を生産している。
 レンゴーは環境経営のキーワードに「Less is more.(レス・イズ・モア)」を定め、エネルギー消費とCO2の発生をできる限り少なくしながら、付加価値の高い製品づくりを目指す。今後、他の工場でも発電設備の新設を検討し、エネルギー消費の最適化を推進する。【レンゴー(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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