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環境ニュース[国内]

コスモ・昭和シェルなど、共同出資会社が横浜市に開発したメガソーラーが完成

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2015.09.11 【情報源】企業/2015.09.09 発表

 コスモ石油、昭和シェル石油、日本政策投資銀行(DBJ)が共同出資する太陽光発電事業会社、CSDソーラーが横浜市鶴見区に開発したメガソーラー(大規模太陽光発電所)「CSDソーラー扇島太陽光発電所」が完成し、運転を始めた。9月8日に完工式を開いた。同市の太陽光発電所で最大の出力を見込む。大消費地の首都圏に立地するため送電ロスも少ない。
 コスモと昭和シェルグループの石油基地跡地に設けた。敷地面積は12万1195m2で7571kW(7.571MW)の出力がある。昭和シェル100%子会社で太陽電池生産のソーラーフロンティア製の、CIS薄膜太陽電池パネルを4万7320枚設置した。年間約900万kWhの発電電力量を見込む。一般家庭約1750世帯の年間消費電力量にあたり、CO2排出削減効果は年間約4725tにのぼる。
 CSDソーラーは、コスモと昭和シェルがそれぞれ35%、DBJが30%出資して2013年に立ち上げた。コスモの油槽所の跡地などを活用し、ソーラーフロンティアの太陽電池パネルを使ってメガソーラーを造り、発電事業を実施する。DBJは資金面を担当する。太陽光発電所で発電した電力は、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づいて全量売電する。
 CSDソーラーは全国で8カ所、出力計約2万4000kW(24MW)相当の太陽光発電所を建設し、扇島太陽光発電所は7カ所目で最大の規模を誇る。8カ所目は愛媛県今治市の油槽所跡地で工事中の「CSDソーラー大三島太陽光発電所」(6006kW=6.006MW)で、2016年春の完成を予定している。このほかの発電所は三重県四日市市、福井県坂井市、徳島県松茂町などにある。【コスモ石油(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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