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環境ニュース[国内]

丸紅、子会社が静岡県小川町に開発したメガソーラーが運転開始、完工式を開催

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2015.09.18 【情報源】企業/2015.09.16 発表

 丸紅の100%子会社で、発電・電力供給事業の三峰川(みぶがわ)電力が静岡県小川町に開発した大規模太陽光発電所(メガソーラー)「小山太陽光発電所」が8月に商業運転を始めた。これを受けて完工式を9月16日に開いた。富士山の裾野に広がっている山林の中の傾斜地に建設した。
 小川町内の遊休民有地を賃借して設置・運営する。同町から遊休民有地の紹介を受けて、山林の中で不整形ながら開けていた傾斜地に、太陽光パネルを効率的に配置した。三峰川電力が手掛ける他の太陽光発電所(3件9カ所)の運転実績と、50年以上の発電所運営のノウハウを活用して安定した運転を行う。
 小山太陽光発電所は、1.822MW(1822kW)の出力があり、年間で約209万kWhの発電電力量を見込む。これは一般家庭約580世帯の年間消費電力量にあたる。発電電力は再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づいて東京電力に売電している。
 丸紅と三峰川電力を合わせた太陽光発電所は、今後運転開始する1件1カ所を加え9件15カ所で、総発電容量は約200MW(20万kW)に及ぶ。大分市の出力約82MW(8万2000kW)、三重・愛知県の木曽岬干拓地の同約49MW(4万9000kW)、宮城県岩沼市の同約28MW(2万8000kW)などが稼働している。【丸紅(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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