一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

東レ、植物由来の再生資源を原料にしたスエード調人工皮革の生産を開始、世界初

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2015.10.26 【情報源】企業/2015.10.20 発表

 東レは、植物由来の再生資源を粗原料にしたスエード調人工皮革「Ultrasuede PX(ウルトラスエード ピーエックス)」の商業生産を10月に始めた。世界で初めてという。サトウキビの廃糖蜜を使う。2016年1月から販売し、環境保全への関心が高い自動車、ファッション、インテリアなどの幅広い用途・分野の顧客に向けて展開する。
 ウルトラスエードは45年の歴史があるスエード調人工皮革で、質感や機能が評価され、ファッション、インテリアや自動車などの用途で使われている。生産を始めたウルトラスエードPXは、ウルトラスエードを構成するポリエステルの粗原料の一部に、サトウキビを製糖する際の副産物、廃糖蜜から製造されたエチレングリコールを使用した。
 これにより“部分植物由来ポリエステル”としての、バイオマス資源を主原料にした合成ポリマーの含有率は約30%に上り、ウルトラスエードPX全体では10%以上になる。部分植物由来ポリエステルは従来のポリエステルと基本物性が同等のため、従来のウルトラスエードと同じように質感、通気性、容易なケアなどの機能性を持つ。機能と環境配慮を両立する先端素材として提案する。
 製品のライフサイクルを通じて環境に与える影響を評価する動きが広がる中、さまざまな用途・分野に販売し、2015年度に1億円、2020年度に30億円の売り上げを計画する。東レは「グリーンイノベーション事業拡大プロジェクト」を推進し、ウルトラスエードPXもその一環となる。今後もバイオマス由来の素材・製品の販売拡大を図る。【東レ(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク