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環境ニュース[国内]

日本海事協会、台湾の風力発電設備試験機関と再生可能エネルギーの分野で協定

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2015.10.26 【情報源】その他/2015.10.21 発表

 一般財団法人の日本海事協会(ClassNK)は、台湾で風力発電設備の試験などを行う機関「金属工業研究発展中心」と、再生可能エネルギーの分野で業務協定を結んだ。台北で10月21日に台湾政府機関の経済部標準検験局の立ち会いで協定書に調印した。両者のノウハウの活用を進める。
 協定は、大型風力発電設備に関する日本と台湾の共通規格の確立や、風車の型式試験・認証サービスでの協業と、両者がこれまで蓄積したノウハウの活用が目的だ。日本海事協会と金属工業研究発展中心は、2013年から相互協力関係を構築してきたが、協定締結で関係を一層強化する。
 両者のこれまでの相互協力は、中小形風力発電機の型式認証分野での試験データ活用などが中心だった。今回、金属工業研究発展中心が経済部標準検験局から、風力発電設備の規格策定と大型風力発電機の試験技術研究に関する委託を受け、日本海事協会はこれを機に、協定を結ぶことにした。
 日本と台湾はともに、風力発電で先行する欧州と違って台風や地震といった発電設備の設置に厳しい環境条件にある。日本海事協会は、協定を通じた金属工業研究発展中心との取り組みによって地域特有の環境下での風力発電利用を推進し、日本の技術の普及と海外市場創出を支援する。【日本海事協会】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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