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環境ニュース[国内]

清水建設、天然ガス火力発電所建設プロジェクトを東燃ゼネラル石油などと開始

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2015.11.05 【情報源】企業/2015.10.30 発表

 清水建設は、天然ガスを燃料にした火力発電所の建設プロジェクトを東燃ゼネラル石油、静岡ガスとともに始めた。準備作業を行う新しい会社「清水天然ガス火力発電」を3社が出資して10月30日に設立した。火力発電所は、東燃ゼネラルの清水油槽所(静岡市清水区)内の敷地を活用して造る。
 新会社は清水油槽所構内に設けた。資本金は1億円で、出資比率は清水建設が10%、東燃ゼネラルが85%、静岡ガスが5%となる。火力発電所を開発するための、各種の技術検討や環境アセスメント(影響評価)と、それに伴う外部との交渉活動を実施する。清水建設は技術の検討を中心に手掛ける。
 東燃ゼネラルは新会社の業務全般を統括するほか、燃料のLNG液化天然ガス)の調達方法などを検討し、静岡ガスは渉外活動で東燃ゼネラルとともにプロジェクトを推進する。火力発電所は清水油槽所内の約13万m2に設け、最大出力約170万kWの規模を計画する。2021年をめどに運転を開始する。
 ガスと蒸気によるガスタービンコンバインドサイクル発電方式を採用する。ガスタービンで発電した後、その排熱を利用して蒸気でも発電する仕組みで、効率が高くCO2排出量が抑えられる。最終的な事業化は環境アセスメントの結果や電力事業環境、エネルギー情勢、経済性から総合的に判断する。【清水建設(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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