一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

東芝キヤリア、フロン類充てん空調や冷凍機器の管理者支援システムを無料提供

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2015.11.25 【情報源】企業/2015.11.19 発表

 東芝グループで空調や冷凍・冷蔵機器などを手掛ける東芝キヤリアは、電子カルテサービス「フロン類取扱管理システム『REMAC』」の提供を11月19日に始めた。フロン類を充てんした業務用の空調や冷凍・冷蔵機器の管理者を支援する。標準機能だけの場合は無料で利用でき、「フロン排出抑制法」で義務付けられた管理の適正化をサポートする。
 4月に施行されたフロン排出抑制法では、冷媒にフロン類を使っている業務用の空調と冷蔵・冷凍機器の管理者は、使用時のフロン類の漏えい防止に取り組むことが義務とされている。管理者は各機器別に3カ月ごとの簡易点検、点検の記録と記録の保存、一定量を超えた漏えい量の国への報告が求められ、故意にフロン類を放出すると罪に問われる。
 REMACは、管理者の点検・整備記録簿作成・保管に関する業務負担の軽減を目的にする。設置機器情報の登録、簡易点検・定期点検の記録、修理履歴の記録、算定漏えい量の集計や、算定漏えい量報告の法定書式でのデータ出力ができる。システムにユーザー登録するとパソコンやスマートフォン(多機能携帯電話)で機器の管理・記録が可能になる。
 サーバーを始めとする新たな機器の導入コスト不要で無料で使える。オプションの添付ファイル機能を利用する場合は、保存データ容量が2GBまでで年額1万2000円で、1GB追加するごとに同6000円加算する。フロン排出抑制法で管理者の負担が増し、負荷を軽減するサービスのニーズが高まっていることに応えた。【東芝キヤリア(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク