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環境ニュース[国内]

丸紅、ミャンマーで肥料加工と輸入肥料の小分け販売開始、収穫量増加を後押し

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2016.01.19 【情報源】企業/2016.01.15 発表

 丸紅は、ミャンマーで肥料加工と輸入肥料の小分け販売事業を始める。現地の企業と合弁会社を設立して肥料加工・小分けの工場を建設する。2017年4月の操業開始を予定し、農家の収穫量増加を後押して農業の発展につなげる。工場は同国と日本が共同開発しているティラワ工業団地内に設ける。
 合弁会社は「マルベニ・ミャンマー・ファータライザー」で、肥料加工と販売事業を手掛ける。初年度はミャンマー最大都市のヤンゴン近隣地区を中心に年間3万tを販売する。2020年度までに全土に展開し、同15万tの販売量を目指す。生産品目は、農業市場の成長に合わせて順次増やしていく。
 ティラワ工業団地はヤンゴン南東約20kmに立地する大規模工業団地で、日本とミャンマーの官民が共同出資する開発会社が造成し、2015年9月に開業した。ミャンマーでは農家の所得向上が最重要政策課題とされ、丸紅はこれまでも肥料販売や実証試験を通じてコメやコーンなどの生産性向上を支援してきた。
 丸紅は今後もグループの先進技術やノウハウをミャンマーに提供し、肥料加工・輸入肥料小分け販売事業などで農業の成長を支える。丸紅は、日本、北米、欧州を中心に世界規模で肥料・農業資材関連ビジネスを実施し、年間700万tの肥料を扱う米国企業や北米第2位の農業資材販売企業を傘下に持つ。【丸紅(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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