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環境ニュース[国内]

福岡県大木町 菜種で「資源循環型社会」を 来年2月にサミットを開催

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2012.12.27 【情報源】地方自治体/2012.12.13 発表

 福岡県大木町は、全国屈指の産地だった九州の菜種栽培を活気づけようと、来年2月16〜17日に「九州菜種王国サミット」を開催する。菜の花畑を楽しみ、菜種から食用・食品加工用の油を絞り、廃油は石けんや軽油の代替燃料にリサイクル―。同町は「資源循環型社会」づくりの一環としての菜種づくりを呼びかける。
 大木町は「資源循環型の町作り」を推進しており、生ゴミなどをメタン発酵処理し、肥料に変える施設を建設。その肥料を使い、2つの農業グループが計4.5haで菜種を栽培し、オリジナルの菜種油を販売している。搾油は昔ながらの圧搾法で行い、化学薬品や添加物を一切使用していない。また、家庭から出る廃油は町が回収し、ディーゼルエンジンの燃料に変えて再利用している。
 同町はサミットで、こうした町の取り組みをアピールし、菜種栽培や資源循環に取り組む自治体や団体に参加を呼びかけている。サミットでは、同様に資源循環に取り組むグループの代表者らによるパネルディスカッションのほか、講演会、産地の代表者による会議がある。参加団体による物産市などのイベントも予定されている。 大木町役場 TEL:0944-32-1013(代) 【福岡県大木町】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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