一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

ホンダ、「東京都・千代田区合同帰宅困難者対策訓練」に参加、EVから電力供給

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2016.02.08 【情報源】企業/2016.02.04 発表

 ホンダは、東京都と千代田区が主催して2月8日に実施する「東京都・千代田区合同帰宅困難者対策訓練」に参加する。小型車「Fit(フィット)」の電気自動車(EV)「Fit EV」と外部給電器「Power Exporter(パワー・エクスポーター)9000」を使って、災害時を想定した電力供給を実演し、EVの持つ「走る電源」の機能をアピールする。
 対策訓練は東京駅、飯田橋駅、四ツ谷駅、秋葉原駅などの周辺で午前9時から午後1時ごろまで行う。首都直下地震で千代田区内の駅周辺に多くの帰宅困難者が発生したと想定し、駅、商業施設、公共施設などが連携して混乱防止や安全確保に努めることを目的にしている。ホンダは皇居前の行幸通りと日比谷公園で電力供給を実証する。
 行幸通りでは、東京駅・有楽町駅周辺地区帰宅困難者対策地域協力会が設置する「情報機動ステーション」で通信・情報提供機器に対して電力を供給する。日比谷公園では普及啓発イベント会場で暖房・調理器具に電力供給する。ホンダの実演は、行幸通りが午前9時半〜同11時、日比谷公園が午前10時45分〜午後1時を予定している。
 日比谷公園の会場では、他社製の電動車両と接続互換性があるパワー・エクスポーター9000と他社の電動車両をつなぐデモンストレーションも計画する。ホンダは、自社が提案するエネルギーを「つくる・つかう・つながる」技術のうち「つながる」技術が災害時の安全・安心の確保に役立つ実例として紹介し、有効性を広く訴える。【本田技研工業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク