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環境ニュース[国内]

日立パワーソリューションズ、東北の風力発電の安定稼動を支援する拠点を新設

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2016.03.09 【情報源】企業/2016.02.26 発表

 日立パワーソリューションズは、東北地区の風力発電設備の安定稼動を支援する保守サービスの拠点「能代サービスセンタ」を秋田県能代市に新設する。同社は日立のグループ企業で電力システム・社会インフラを手掛けている。エンジニアを育成する研修施設「能代トレーニングセンタ」も同じ建屋に設ける。5月に建屋の建設を始め11月の開設を予定している。
 風況に恵まれる東北地方の日本海沿岸は風力発電所が集中し、特に秋田県は秋田市や能代市を中心に海から吹きつける強い風が風力発電に適していることから増加している。2013年3月に稼働していた風力発電所は30カ所だったが、2016年1月には46カ所に増えた。今後も多くの建設計画があるため、安定稼動を支援する保守サービスを充実させる。
 能代サービスセンタは能代市の能代木材工業団地内の敷地3250.28m2に造り、建屋は鉄骨平屋建てで面積707m2だ。青森、秋田、山形県の既設風力発電設備の保守サービス業務を実施する。3県の中心的な場所に位置することで、広範囲で迅速な保守サービスを行う。定期メンテナンスや故障対応用の部品類を保管する大型の部品倉庫もある。
 日立パワーソリューションズ本社の「遠隔監視・支援センタ」での24時間365日体制と連携し、不具合の際は早期に対応するほか、同センタの高度な保守サービスを提供して安定稼働を後押しする。能代トレーニングセンタでは安全・保守教育などを行ってサービスエンジニアの育成と技術の向上を図り、信頼性の高い保守サービスにつなげる。【(株)日立パワーソリューションズ】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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