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環境ニュース[国内]

JFE HD、日本政策投資銀行の「環境格付」で最高位、グループの環境経営を評価

エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2016.03.29 【情報源】企業/2016.03.25 発表

 JFEスチールなどを傘下に持つJFEホールディングスは、日本政策投資銀行(DBJ)の「DBJ環境格付」で、「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的と認められる企業」という最高位の格付けを取得し、優遇金利で融資を受けた。グループ企業が地球環境の保全・再生を経営の最重要課題に位置付けて実践する、高度な環境経営が評価された。
 DBJ環境格付に基づく融資は、DBJが開発した格付けシステムで企業の環境経営度を評価して優れた企業を選び、得点に応じて融資条件を設定する。格付けは4段階あり、それに応じて3段階の金利を適用する仕組みだ。JFE HDは鉄鋼、エンジニアリング、商社事業などを展開するJFEグループの持ち株会社で、グループの戦略機能を担当する。
 今回の格付けでDBJは、製造プロセスの改善の結果、世界最高水準のエネルギー効率を実現していることに加え、回収エネルギーや水資源、副生物などを有効活用して循環型社会の構築に貢献している点を評価した。革新的な高炉原料や操業プロセスの開発を推進し、次世代の製銑(せいせん)プロセスの研究・開発を進めていることも認めた。
 業界が定義する高機能鋼材のほか、生物多様性保全に関する製品・サービスを「高付加価値製品・サービス」とし、最終製品段階のライフサイクルでの環境負荷を低減するなど、さまざまな分野で社会課題の解決を図っていることも評価した。JFE HDは最高ランクの格付けを弾みに、今後も世界最高レベルの技術を活用して環境問題に取り組む。【JFEホールディングス(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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