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環境ニュース[国内]

レンゴー、伊勢志摩サミットでのカーボン・オフセットの取り組みに200tを協力

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2016.05.26 【情報源】企業/2016.05.23 発表

 レンゴーは、三重県志摩市で5月26、27日に開かれる主要7カ国(G7)首脳会議(伊勢志摩サミット)でのカーボン・オフセットの取り組みに200tを協力する。経済産業省、環境省、農林水産省、外務省が連携し、官民でカーボン・オフセットを実施して日本の気候変動対策の姿勢を世界に示すとともに、温暖化対策への理解を図る活動となる。

 カーボン・オフセットは、排出されるCO2などの温室効果ガスを他の場所での削減活動で埋め合わせ(オフセット)することを意味する。伊勢志摩サミットでは、国際航空分を含む参加者の移動、宿泊と、会場運営での排出を対象にオフセットする。G7とそれ以外の参加国、国際機関、支援事業者・団体、国内外のプレス関係者らが参加する。

 募集規模は2万t程度でレンゴーは200tを提供する。レンゴーは「グループ環境憲章」で2050年度にCO2排出量の1990年度比半減を目標に掲げる。今回、環境貢献の一環で協力を決めた。東京ガスも100tの排出枠を提供する。アズビル、NEC、JXエネルギーなども協力している。5月23日現在82社・自治体計9130tで、総排出量まで1万870tになった。

 アズビルは、伊勢志摩サミットを成功させるための三重県の官民一体組織、同県民会議が主催して4月16日に開いた「第3回伊勢志摩サミットフォーラム」のカーボン・オフセットを支援し、自社が保有する20tの排出枠を提供した。会場の同県総合文化センター(津市)にはアズビルのBEMS(ビルエネルギー管理システム)が導入されている。

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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