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環境ニュース[国内]

イオン、ホーチミンにモール開店、環境設備を導入、日本のCO2削減目標に貢献

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2016.05.31 【情報源】企業/2016.05.25 発表

 イオンと、グループ企業でショッピングモールの開発・運営を手掛けるイオンモールは、ベトナム・ホーチミン市に大型商業施設「イオンモールビンタン」を7月1日に開店する。太陽光発電システムやLED(発光ダイオード)照明など各種の環境設備を導入して、現地の人々に環境負荷低減の必要性を訴える。太陽光発電は日本のCO2削減目標達成に貢献する。

 太陽光発電システムは、駐車場とバイク駐輪場の屋根に容量計320kWの太陽電池モジュールを取り付けるもので、発電容量は、建物内共用部で使用するLED照明の約83%にあたる。年間で約270tのCO2排出量削減を目指す。この太陽光発電設備は、環境省(日本)の「二国間クレジット制度(JCM)」で設備補助事業に採択されていて、日本のCO2削減量に充当できる。

 LED照明は、建物共用部と外構照明、外部サインに採用している。加えて人感センサーや調光システムで消費電力とCO2排出量を削減する。断熱性能の高い外壁材や天窓のLOW-Eペアガラスなどで建物の熱負荷を低減し、年間で約420tのCO2削減効果を見込む。空調は、来店者数に応じて外気の取り入れ量を調整するなど各種の制御で効率的に運転する。

 「イオンふるさとの森づくり」植樹祭を5月29日に開き、現地に自生する23樹種・約5000本を地域住民と植える。敷地内の植樹総本数は約1万本に及ぶ。イオンモールビンタンは地上4階、地下1階建てで約11万4000m2の延べ床面積がある。総合スーパー「イオンビンタン店」を核店舗に、約160店が入る。ベトナムの4号店、ホーチミン地区では3号店となる。

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)
 

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