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環境ニュース[国内]

サントリーHD、「天然水の森 奥大山」の水源かん養面積拡大、新たに協定締結

自然環境】 【掲載日】2016.07.12 【情報源】企業/2016.07.02 発表

 サントリーホールディングスは、鳥取県で展開している「サントリー天然水の森 奥大山」の水源かん養面積を拡大する。天然水の森 奥大山の一部として参画する同県の「とっとり共生の森」育成支援事業の対象エリアを広げる。同県、同県江府町と新たに森林保全・管理協定を7月2日に締結した。天然水の森 奥大山の面積は約409haになる。

 天然水の森 奥大山は、サントリー天然水奥大山ブナの森工場(鳥取県江府町)の水源かん養エリアとその周辺に設置している。林野庁と契約した「法人の森林」「ふれあいの森」計約233haと、鳥取県・江府町と契約しているとっとり共生の森約126haで構成する。今回、とっとり共生の森の面積を約50ha広げ、森林整備を実施することにした。

 とっとり共生の森は、鳥取県と地元市町村が森林所有者と企業をつないで森林保全を支援する事業で、企業は一定期間、森林の無償提供を受けて森づくりを行う。拡大した約50haの協定期間は30年となる。他の地区と併せて、広葉樹の間伐除伐、作業道・歩道の開設や、育林材の有効利用、生物多様性向上のための草原再生などに取り組む。

 サントリーHDは同日、農業・農村の活性化を目的にする鳥取県の「とっとり共生の里」農村支援プログラムにも参画した。天然水奥大山ブナの森工場の水源かん養エリアの遊休農地で土壌保全を進め、農作物の生産・加工品づくりを支援する。サントリーグループは現在、全国13都府県18カ所の約8000haで森林整備を手掛ける。

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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