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環境ニュース[国内]

凸版印刷、電力自由化と電気料金の意識調査実施、電力会社の変更は6%

エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2016.09.08 【情報源】企業/2016.09.02 発表

 凸版印刷は、電力自由化と電気料金に関する意識調査を全国の既婚女性に実施した。電力自由化についてはほぼ全員が知っていたが、実際に電力会社を変更した家庭は6%だけだった。電力自由化の認知度は高まっているものの、電力会社の乗り換えが進んでいない実態が明らかになった。今後の見直しも消極的か無関心な層が多数を占める。

 調査は、凸版印刷が運営する電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」の利用者にインターネットで7月27〜31日に行い、4万6109人が答えた。4月に始まった電力自由化を知っているかの質問に対し「内容を知っている」「聞いたことがある」が97%にのぼった。自由化前の1月の同様調査から12ポイント増え、開始によって認知された。

 電力会社の変更は6%のみで、92%は「していない」と答えた(残りは「わからない」)。理由は「プラン・サービスの比較が面倒」が28%と最も多く、「必要性を感じない」の25%が続いた。今後も「しばらくは検討するつもりがない」が82%と大半だった。変更の決め手は「料金が安い」の48%、「セット割引がある」の33%などだった。

 変更した電力会社は「通信会社」39%、「ガス会社」26%、「エネルギー会社」11%と生活に密着したインフラ企業が多い。変更した家庭で電気代が「安くなったと実感」していたのは約3割と少なく、49%は「わからない」、21%は「変わらない」と答えた。実感した層で安くなった月額料金は「500〜1000円未満」が32%で最も多かった。

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)
 

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